補聴器には小さな電池が入っています。その種類は4種類。補聴器の大きさによって変わります。
耳の奥に入るくらいの小さな補聴器は電池も小さくなります。
逆に高度や重度難聴の方はパワーのある大きな補聴器を使うので電池も大きくなります。
実際に補聴器を使っている方から聞いた大体の電池寿命をご紹介します。
茶色 PR41
電池寿命は1週間~10日
冬場は一週間弱になるともある。
最近では補聴器屋さんでなくてもホームセンターやドラックストアにも置いてあります。
お買い物で頼まれた時など、その人が使っている電池の色を覚えておけば、すぐにわかります。
オレンジ色 PR48
電池寿命は2週間~20日くらい。
補聴器用電池は1シート6個入りになっています。
この電池を使っている方は多いです。
この1シートで両耳に使用で1ヶ月半くらい使えます。
青色 PR44
電池寿命は1ヶ月くらい。
一番大きな電池でパワータイプの補聴器・福祉用補聴器によく使われます。
子供用の小さなおもちゃにも使えたこともありましたが、種類が違うのかすぐに電池がなくなりました。
黄色 PR536
電池寿命は5日~1週間くらい。
耳の奥に入るような小さな補聴器に使われています。
補聴器を使っていて5日で電池交換するのが面倒や小さくて取り扱いにくいというお客様が多いので、あまり使われていません。
使用期限の見方
案外知らないのが使用期限です。
裏側のこの枠の中に推奨使用期限2020-09と書いてありますが、2020年9月までの使用と書いてあります。
どの電池にも表示してあります。
あくまでも推奨期限ですので実際のは環境によって変わりますが保存は大体3年くらいですね。
使用期限内であっても泡が吹いて粉になっていたり液が出ていたら使用はやめてください。